総合ニュース

学院長メッセージ 緊急事態宣言の延長による対応について

お知らせ
『感染症コロナウィルスへの対応について』

横浜デザイン学院の教育活動に関して日頃からご理解とご協力をいただき深く感謝申し上げます。このたびの新型コロナウィルスへの対応について学生生徒、保護者の皆様、並びに関係者の方々にご理解とご協力をいただきたく、再度ご報告させていただきます。日本政府は5月4日に新型コロナウィルス特別措置法(特措法)に基づき、緊急事態宣言に関して全都道府県を対象としたまま5月31日まで延長することを決定しました。これを受けて神奈川県においても「特措法に基づく緊急事態措置に係る神奈川県実施方針」の改訂が行われ、施設の使用停止および催物の開催の停止を要請する期間が5月31日まで延長されました。本来であれば横浜デザイン学院の授業再開を連休明けの翌週である5月11日に予定していましたが、全員そろっての教室での授業再開はまだ先になりそうです。今回、緊急事態宣言の延長となりましたが、横浜デザイン学院としては間断なく教育の提供を実現するために、オンライン授業を中心とした非登校による各課程一斉の出席を取る公式授業を開始し、先の休校中の補講授業と併せ、厳しい状況下ではありますが、教育の充実を図りたいと考えております。

安倍晋三首相は記者会見の席で5月14日をめどに専門家会議を開いて、場合によっては期限前の解除を検討する考えも示唆しておりますが、神奈川県は全国13地域が指定されている重点的な対策が必要とされる「特定警戒都道府県」の1つであり、期限前の解除は難しいかもしれません。いずれにせよ、休校による授業の遅延の対策として、横浜デザイン学院では現在、分散登校による登校日を設けて指導を行ったり、自宅学習のための課題を与えてそれを添削指導したり、オンライン授業を取り入れたりして、教室での授業が再開してもスムーズに移行できるように対応しております。新型コロナウィルスの影響で実施出来なかった授業については、緊急事態宣言解除後は夏休みなどの長期休みや土曜日などを補講に充てるなどの対策を講じる予定です。

今回のコロナウィルスのために本校もやむなくオンライン授業で対応しておりますが、決まった講義や作業であればオンラインで代替できるかもしれませんが、果たして教育のコンテンツすべてをオンラインで代替できるものなのでしょうか。学校という環境の中で、新しい友との出会いや共に学ぶ仲間意識、ともすればその友人が己の人生の中で大切な存在になっていくことの期待と実感。そして共同作業を通して何かを成し遂げた時の感動と達成感はオンラインでは味わえないことだと思います。人は十人十色と言われるように、それぞれの好みや考え方、振舞いなど一人ひとり皆違います。人は自分とは異なった考え方の人と出会い、共に学び仕事をすることで成長を果たせるものだと思います。一方のネット空間は自分に似た考え方の人間ばかりが集り、本来であれば創造的な行為に欠かせない異質の存在や意見を排除しがちです。超情報化時代を代表する5GやAIなどの言葉がオンラインやネット空間に溢れていますが、教育の原点とは何かについて今一度初心に戻って考える必要があると思います。

私たちも令和2年5月5日に改訂された「特措法に基づく緊急事態措置に係る神奈川県実施方針」に準拠して、一人ひとりの教職員が適切に感染防止に努めていく所存です。今回のコロナウィルスの世界規模への蔓延は、これまでの人間の生き方を根本から問い直すパラダイムシフトかもしれません。天から突き付けられたこの有り難い試練を、今こそ日本人の和の精神を心の奥底に持ちながら、共に協力し合って果敢に乗り切ってまいりましょう。コロナ嵐で荒れ狂う大海原の大波を乗り越え進む船のように。


令和2年5月7日

学校法人石川学園 横浜デザイン学院
学院長 池田 俊一