株式会社包む デザイナー千田 直樹 さん(2022年3月 卒業)クラフト雑貨のデザインに興味があり、ショップに並ぶ商品は、どんな会社が作っているんだろうかと調べていく中で、現在の会社に出会いました。商品の裏にあった会社情報に問い合わせをして入社につながったのです。現在は、ラッピング商品や雑貨の企画販売を手がける部署で、主に100円ショップ向けの商品企画を担当しています。自分のアイデアがカタチになり、全国のショップに並ぶことはやりがいです。
在学時、平面や立体のジャンルを問わず、さまざまなデザインに触れてきたことは、とても役に立っています。僕がYDCを選んだのは、手に職をつけたいという希望から、必要なスキルをじっくり自分のペースで学びたいと思ったためです。実際、少人数制ゆえに先生は親身に話を聞いてくださり、質問しやすい雰囲気は想像以上でした。たくさんの思い出がありますが、特に楽しかったのは、産学連携プロジェクトで映画のポスターを作ったこと。映画の監督さんからお話を聞いたり、質問をしたり。デザイン以外にも、実務ならではの学びが得られた貴重な体験でした。2年間で大きく成長できたのは、コミュニケーション力だと感じています。モノづくりは人と必ず関わりますからね。リアルに意見を出し合い、実践できたことで、視野も大きく広がったと思っています。
社会に出て感じるのは、学生時代のいろいろな点が、後に線としてつながるということ。将来どんな仕事に就いたとしても、その時々の経験が無駄になることはありません。だから、やりたいことはとりあえずやってみる! 学生のうちに興味を広げておくと、未来や可能性も広がっていくはずです。